時代とともに大きく変化する日本人の食生活。食の多様化・個性化が一段と進み、今やお菓子には「健康志向・本物志向・新鮮志向」はもちろんのこと、「豊かさ・楽しさ・面白さ」といった感覚的な付加価値が求められています。また、食の安心・安全が叫ばれる昨今厳格な衛生・品質管理も求められています。
当社はこうした時代のトレンドを先取りして、枠にとらわれない柔軟な商品開発を行うと共に設備の近代化・自動化に努め、お菓子づくりのスペシャリストとしての技術ノウハウの向上を図っています。
キャンディー製造工程・設備・技術
自動化ラインが「バラエティ&スピーディ」の声にがっちり対応。 原料の計量から混合、スタンピング、包装工程にいたるまで、高度に自動化された生産ライン。随所に独自のノウハウを織り込んだ自社改良型の生産設備が低コスト、高品質のものづくりを実現。バラエティに富む商品が欲しい、いつでも必要な量を確保したいというユーザーの声にがっちりとお応えします。
また、当社では他メーカーに先駆けて昭和30年当初から、商品の光沢と高温保存性を高めるコーティング技術を導入。当社ならではの付加価値の高い製品づくりを行っています。
工程 | 説明 | |
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①砂糖と水飴の定量仕込み | 砂糖と水飴を自動計量にて煮詰め釜に仕込みます。 | |
②加熱溶解 | 煮詰め釜に仕込まれた砂糖と水飴を炊き上げます。 | |
③真空クッカー | 炊き上げた液状のキャンディーを真空クッカーという機械に通して真空圧と蒸気圧をかけ、水分を約2%まで飛ばします。 | |
④調味 | 香料、着色料等食品添加物を添加し,色付け・味付けを行います。 | |
⑤冷却 | キャンディーの温度はまだ80℃近くあり液状です。均一に冷却して固めていきます。 | |
⑥成型 | スタンピングマシンという打錠機によって高速で自動成型します。 | |
⑦冷却 | キャンディーの温度はまだ40℃近くあり、形はあってもやわらかいです。完全に冷却されるとカチカチのキャンディーの出来上がりです。 | |
⑧糖衣コーティング | 砂糖と香料や色素等の添加されたシロップ等をセンターキャンディーにまぶしていき、高温保存性の高い光沢のあるキャンディーの出来上がりです。 | |
⑨個包装 | 高速自動包装機によって個包装を行います。(横ピロー、縦ピロー、ひねり包装) | |
⑪計量・外袋包装 | 個包装されたキャンディーをコンピュータ制御された計量機にて計量し、外袋包装します。 | |
⑫X線探知機・重量チェッカー | X線探知機と重量チェッカーに通して、商品内の異物検査、重量検査を行います。 | |
⑬箱詰め | 良品をパッキングケースに詰め、商品完成です。 |
ホットケーキ(パンケーキ)製造工程・設備・技術
品質の高さでご好評をいただいている当社のホットケーキ。それは生地の温度管理・粘度管理など、高度に合理化された最新の生産システムから生まれます。
最新鋭の大型ホットケーキ焼成機で衛生的かつ合理的にホットケーキの生産を行っています。
もちろん、大量需要にも迅速・確実にお応えできるパワフルな生産能力を備えています。
工程 | 説明 | |
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①仕込み | 特製ミックス液に牛乳、卵、小麦粉等の原料を加えてミキサーにて攪拌します。 | |
②充填・成型 | 銅板に生地を充填します。 | |
③焼成 | 途中でホットケーキを反転させて両面をこんがり焼き上げます。 | |
④個包装 | 自動包装機によって、品質保持の為にガス置換包装を行います。 | |
⑤急速冷却 | -30℃の急速冷却庫を約20分かけて通り抜けます。 | |
⑥金属検出機・重量チェッカー | 金属検出機と重量チェッカーに通して、商品内の金属検出検査・重量検査を行います。 | |
⑦箱詰め | 良品をパッキングケースに詰め、商品完成です。冷蔵・冷凍にて出荷されます。 |